ATK&VNL 2014.2リリース

Atomistix ToolKit&Virtual NanoLabの新バージョンVNL-ATK-2014.2が2015年1月にリリースされました。
多数のBugフィックスがありますのでVNL-ATK-2014.1をインストールされた方はバージョンアップをお勧めします。

リリース情報

バージョン Atomistix ToolKit&Virtual NanoLab 2014.2
リリース日 2015年1月

ダウンロード

新バージョンはこちらからダウンロードできます

主な変更点

  • VASP PluginがアップデートしDOSCARファイルやMDのトラジェクトリが読み込めるようになりました。
  • いくつかの深刻なBugが修正されました
  • いくつかのマイナーなBugが修正されました
  • その他多数の新機能があります(下記参照)

注意点

2014.2Versionをインストールされる際には2014.0、2014.1Versionをアンインストールされることをお勧めします。特にWindows OS下においてATK-13.8.0およびATK-13.8.1とVNL-ATK-2014.2は共存できません。かならずATK-13.8.0、ATK-13.8.1をアンインストールしてから2014.2をインストールして下さい。

ライセンスについて

本バージョンをインストールするためにはVersion14.2以上のLicense Featureが必要です。貴機関にてバージョンアップ可能かどうかわからない場合はご連絡いただければ幸いです。 ATKClassicalを実行するためにはATKClassicalのライセンスが必要です。有効な保守ライセンスをお持ちのアカデミックユーザサイトではATKClassicalを追加料金なしでご利用いただけます。企業ユーザの方はお問い合わせいただければ幸いです。 本バージョンを利用するためにはライセンスサーバ用ソフトをLM-X version 4.6.5にバージョンアップする必要があります。LM-X version 4.6.5はこちらからダウンロードできます。またインストールマニュアルはこちらをご参照ください。

変更点一覧

  • 深刻なBugの修正(計算結果に影響があるようなBugもしくは計算が中断してしまうようなBug)
    • TransmissionEigenvlues.evaluate()が誤った値を表示していましたが修正されました
    • 2n個のグリッド点が存在した場合のFFT2DのMKLに関するBugの回避策が導入されました
    • Windowsショートカットがいずれのディレクトリに存在してもVNLを立ち上げることが可能です
    • メモリの問題によりMDトラジェクトリが表示できない問題が修正されました
    • 負の値の座標がある場合にPhonon Band構造の計算に不具合がありましたが修正されました
  • 軽微なBugの修正
    • EffectiveMass Analyzerのバンド番号に不具合がありました
    • デバイス構造の中央領域のサイズを変更した場合のドーピング情報が保存されます
    • Builderで作成したNanoribbonsやNanotube構造が特別なクラスでなく単なるBulkConfigurationになります
    • 多数の原子を含むAbinitの計算が実行できない問題が修正されました
    • NoncollinearおよびSpin Oribitの計算を実行したときのDOS Visualizerの原子選択の不具合が修正されました
    • NoncollinearおよびSpin Oribitを使用した計算で状態密度とバンド計算の固有値の最大値に間違えがありました。
    • 古典力場EAM_HPd_2008に不具合がありましたが修正されました(ファイル参照の問題)
    • Effective Mass計算結果をnlprintした場合のCartesian座標表示に問題がありましたが修正されました
    • BuilderのExpression Selectに不具合があり、すべての原子を選択してしまうことがありましたが修正されました
    • 非常にZ方向が長いデバイス構造を作成時に不具合がありましたが修正されました。
    • OpticalSpectrumのSpinUpとSpinDownの表示を行いません。
    • Command Line でatkpythonを実行する場合に正しいバージョンが実行されます。
    • Script Generaterに計算ファイルをドロップした場合にMeta-GGAのcパラメータが適切に保存されます。
    • Bandstructure analyzer にてバンド図を描画して、Y軸スケールを大きくした際にSymmetry Pointの情報が表示されなかった不具合が修正されました。
  • マイナーBug(このバグはまれに計算結果等に影響を及ぼします)
    • ExchangeCorrelationPotentialをProjector1Dにて1次元に射影したときのY軸のラベルに誤りがありました
    • Builderが“Exclusive Mode”にならないようになりました。
    • Project内のフォルダー内のファイルを適切に扱えないことがありましたが改善しました
    • IVGeneratorのファイル名の取り扱いが改善しました
    • ゴースト原子と通常の原子が異なるサイズの基底関数を持っていた場合にk点対称性にエラーがありましたが修正されました
    • MacOSXのMDI問題が修正されました
    • JobManagerでJobが実行されている状態ではキューを実行できなくなりました
    • Electrode Validatorのメッセージが改善しました
    • 1D Projectorのラベルを変更した場合に凡例が自動的にUpdateされます
    • LINUX上でのライセンスに関するまれなエラーが改善しました
    • Log Scale軸におけるLine/Point Pickersを削除しました
    • Spin-Orbitに関するSpinの取り扱いの不整合を修正しました
    • SelfEnergyCalculatorフラグで正しく自己エネルギーの計算結果が保存/再利用されていない場合がありました
    • Script Generatorでサポートされていない原子が適切にレポートされるようになりました
    • Builder内の最後に作成されていた構造を消去しても消去されませんでしたが改善しました
    • Band構造を拡大表示した場合に対称点の情報が消えてしまう不具合が改善しました
    • Builderで元素を消去した場合に結合情報の表示が残ってしまう不具合がありましあ
    • Ubuntsu(kubuntsu)10.0.4上でのOpenGLの問題が解決しました
  • 改善点
    • VASPプラグインが改善しました。DOSCAR、EIGENVAL、MD Trajectory等の形式のサポートを改善しました
    • QuantumExpresso形式のファイル構文形式を改善しました
    • StillingerWebner_BN_2005が再び使用可能になりました
    • Builder内で構造をリピートした際やUndoした際の構造表示位置が改善しました
    • インストーラ内にライセンス設定を含めました
    • FHI-AIMSでDOSの結果表示が可能です
    • CIFファイルの読み込みを改善しました
    • メモリ使用量解析ツールを改善しました
    • 水素添加ツールをスクリプト内でも利用可能です

Known Bugs

計算結果に重要影響を与えるようなBugが現行Versionでは知られていません。
次期バージョンではVNLのGraphic性能の改善(10万原子以上の表示)を、計算スピードの向上が実現される予定です。

現在のKnown Bugとして以下のものがあります
  • Builder内に非常に原子数の多い構造が含まれているとCrashすることがあります
  • 古いバージョンの.ncに新バージョンの結果を書き込もうとすると不具合があります。新規の.ncファイルを作成してください
  • Ghost原子が適切にレンダリングされない場合があります
  • DOS Windows内でインタラクティブにaktpythonを実行した場合にフォントカラーがBackGroundカラーになって見えません(Windows8)
  • Windowsのインストールの際にPATHが自動的に記入されない場合があります。この場合は手動でPATHを記入する必要があります。
関連ページ

お問い合わせ

Copyright © 2011 QuantumWise Japan KK All rights reserved.