ATK&VNL 2014.3リリース

Atomistix ToolKit&Virtual NanoLabの新バージョンVNL-ATK-2014.3が2015年8月にリリースされました。

多数のBugフィックスがありますのでVNL-ATK-2014.2以前のバージョンをインストールされた方はバージョンアップをお勧めします。

リリース情報

バージョン Atomistix ToolKit&Virtual NanoLab 2014.3
リリース日 2015年8月

ダウンロード

新バージョンはこちらからダウンロードできます

主要な変更点

  • Spin Orbit、スピン分極、ノンコリニアの計算系における多数のバグを修正しました。
  • いくつかの深刻なBugが修正されGRIMME DFT-D2法とBSSEを同時に使うと不具合がありましたが、修正されました。
  • MGGA-TB09計算におけるcパラメータのSaveとrestoreが適切に行われます。
  • ATK-Classical/TremoloXにいくつかの機能が加わりました。

注意点

  • 2014.3Versionをインストールされる際には以前のVersionをアンインストールされることをお勧めします。

ライセンスについて

本バージョンをインストールするためにはVersion14.X以上のLicense Featureが必要です。貴機関にてバージョンアップ可能かどうかわからない場合はご連絡いただければ幸いです。
ATKClassicalを実行するためにはATKClassicalのライセンスが必要です。有効な保守ライセンスをお持ちのアカデミックユーザサイトではATKClassicalを追加料金なしでご利用いただけます。企業ユーザの方はお問い合わせいただければ幸いです。
本バージョンを利用するためにはライセンスサーバ用ソフトをLM-X version 4.7.5にバージョンアップする必要があります。LM-X version 4.7.5はこちらからダウンロードできます。またインストールマニュアルはこちらをご参照ください。

変更点一覧

深刻なBugの修正(計算結果に影響があるようなBugもしくは計算が中断してしまうようなBug)

  • Spin Orbit、スピン分極、ノンコリニアの計算系における多数のバグの修正
    • 3Dオブジェクト(波動関数等)のSpinの取り扱いに不具合があるものがありましたが修正されました。
    • スピン軌道相互作用を考慮したSemi-empirical Slater-Kosterの計算が修正されました
    • スパース フーリエ変換アルゴリズムにおける虚部のUPUP/DownDownの取り扱いが適正になりました
    • スピン分極計算における電子密度がExtend Huckel法で正しくなりました
    • ノンコリニアのdense transmission coefficientが修正されました
  • スピン軌道相互作用を考慮したときのDeviceDensityOfStateが修正されました
  • GRIMME DFT-D2法とBSSEを同時に使うと不具合がありましたが、修正されました。
  • FFT2DでNeumann境界条件下で
    • バルク構造で不具合がありましたが修正されました
    • すべての方向でDouble Neumann の状況をとれないようにしました
  • Stress計算にバグがありましたが修正されました
  • MGGA-TB09計算におけるcパラメータのSaveとrestoreが適切に行われます。

軽微なBugの修正

  • 有効質量の計算で方向の指定が必要になりました。縮退しているバンドでは意味をなさないため各テンソルは計算しません。またフラクショナル座標が正しく表示されるようになりました。
  • Pair Potentialがない場合のSemi-empiricalモデルでのPhononの計算のエラーメッセージが適切になりました。
  • 1D ProjectorのCPU仕様に関する不具合を修正しました。
  • スピン分極していない計算結果をInistil Guessしてスピン分極計算を実行できます。
  • バンド構造計算と状態密度計算でbands_above_fermi_levelが修正されました。
  • Gridの数値データをテキスト化する場合に単位が評されるようになりました。
  • ATK-Classical/TremoloX
    • タグ付きポテンシャルのバグ修正
    • Oligschleger_Se_1996 potentialのパラメータ修正
    • ATK-Classicalのプラグインアップデート
    • Morse Potentialのリファレンスの修正

Known Bugs

計算結果に重要影響を与えるようなBugが現行Versionでは知られていません。
VNL-ATK-2014.XのKnow Bugに関しましてはこちらをご覧ください。

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